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越境ECJun 10, 2024
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インコタームズ2020の選び方ガイド 基礎知識

インコタームズ2020の選び方ガイド 基礎知識

国際貿易において、正しいインコタームズの選択は取引の成功を左右します。この記事では、インコタームズ2020の理解と、効果的な選択方法をわかりやすく解説します。

インコタームズの基本理解

貿易条件とは

インコタームズは国際貿易における貨物の引き渡し条件を規定し、売買契約で費用負担とリスク負担の所在を明確にします。この標準化された規則は、誤解を防ぎ、取引の透明性を高めるために国際商業会議所により設定されています。

よく使われるインコタームズ

  • EXW (Ex Works): 買主が最も多くの責任を負う条件。売主の工場からの引き渡しで、以降の全てのリスクとコストが買主に移転します。
  • DDP (Delivered Duty Paid): 売主が最も責任を負う条件。貨物が輸入国で買主に渡されるまでの全てのリスクとコストを売主が負担します

海上輸送特有の条件

  • FOB (Free On Board): 輸出国の船上に商品が積み込まれるときにリスクとコストが買主に移転します。特に海上輸送でよく使用されます。
  • CIF (Cost Insurance and Freight): FOBに似ていますが、売主が運賃と保険を含めたコストも負担します。

おすすめの選び方

状況に応じた選択が重要

  • 小口の貨物: 小口の貨物で、FedExやDHL、UPSなどのクーリエを使用する場合、DAPやDDPが適しています。これにより、配送のトラブルに対する責任を売主が負うことが多くなります。
  • コンテナ貨物: コンテナを利用する通常の貿易では、CIFがおすすめです。特に保険の面で輸入者に有利な条件が多いため、輸出国での事故にも対応できます。

まとめ

インコタームズの選択は、取引のリスクとコストの配分を明確にし、国際貿易の効率を高めるために不可欠です。各ビジネスの状況に応じて最適なインコタームズを選ぶことで、トラブルのリスクを最小限に抑えることができます。


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